ordinary life

シティーハンター二次創作と萌え語り

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<注意>
このお話はR18です。
18歳未満の方、もしくは原作以上の関係が受け付けない方は閲覧をお控えください。
上記をご覧になった上での苦情等は、受け付けておりませんので…。


原作以上のお話です。
二人が結ばれて数日後のお話。
露骨な表現はありませんが、一応R指定。
かなり甘いです、キャラ崩壊警報!!
それでもいいですよ、というお方はどうぞ…。

<words of love>



『風呂から出たら、俺の部屋に来いよ~』

いつもの軽い口調で声を掛けられた。
何も着なくていいぞ、下着もな。…と釘を刺すのも忘れずに。


リョウに抱かれる。

この信じがたい事実を、香は未だに全て受け入れる事が出来ない。
ずっと『お前は唯一欲情しない女だ』、と言われ続けていたのだ。
それが、ようやく何もかも通じ合った日を境に、掌を返したように香を求めてくる。

以前のリョウと、今のリョウ。
同じ人間のはずなのに、まるで別人だ。
香はそのギャップにまだ慣れずにいた。

『愛する者』、と言われた時は本当に嬉しかった。
でも行動でその愛情を示されると、嬉しさよりも戸惑いのほうが勝ってしまう。
リョウの圧倒的な想いに、香はただただ驚くばかりだった。



そっと薄暗い部屋へ体を滑り込ませ、後ろ手にドアを閉めた。
心臓がうるさく音を立てる。

目の前には、ベッドに腰掛けこちらを見るリョウがいた。

「何も着なくていいって言ったろ?」
「…バスタオルぐらいいいでしょ、裸で廊下を歩けっていうの?リョウの言うとおり他には何にも着てないわよ、もう…」

ぶつぶつと呟く香に、こっちに来いとリョウは手招きをする。
これから過ごす時間を思うと、香の心臓が更に大きな音を立てた。

ぎこちない足取りでリョウの傍へ行くと、手を引っ張られて膝の上に座らされた。
こんな体勢で至近距離で見つめられるだけで、香の体はガチガチに固まってしまう。

「まだ慣れない?こういうの」
いつもより甘い声に、香は頷く。
「そうだよなぁ。あれからまだ三日しか経ってないからな…」

リョウは、腕の中で小さくなる身体をそっと抱きしめた。
腰に回る腕、背中を撫ぜる大きな手。
頬や耳に落とされる、たくさんのキス。
香の強張った身体を解すように、リョウは優しく柔肌に触れていく。
擽るような愛撫に、香は思わず身を竦めた。

「すっげぇ、カワイイ…」
熱い息と共に囁かれた言葉が、香には恥ずかしくて堪らない。
「お前、これも恥ずかしいのか?」
くっくっと笑いながら、リョウは紅潮した頬に小さなキスを繰り返す。
「…だって…、そんな事言われ慣れてないし…」
「お前がそうやって照れるから…」
可愛くて仕方がない、と耳元で囁かれ、香はゾクリと身体を震わせた。

普段の活発で男勝りな香からは、女の性的なものは殆ど見えない。
だがこうしてリョウに抱かれるときは、無垢な少女のように恥じらい戸惑いを見せるが、次第に艶めいた女へと変貌する。
リョウも香と同じだった。
普段とのギャップに驚かされるのだ。


「ああ…もう、ヤバイって…」

掠めるようなキスは、リョウの感情と共に徐々に強くなり、白い肌に跡を残した。
解けそうなバスタオルを取り去りベッドへ組み敷くと、香は羞恥のあまり顔を背け腕を胸の前で交差させた。

薄暗い部屋に浮き上がる肢体に、リョウは暫し目を奪われる。
「キレイだな…」
香は固く目を閉じたまま、身体を赤く染め始める。

「…香」
上から降ってきた声にゆっくり目を向けると、間近に迫った黒い瞳にぶつかる。
己を欲している熱い視線に、香の中にも小さな火が灯り始める。

繰り返し何度も名を呼ばれ深く重ねられた唇に、香は胸が締め付けられた。
自分に触れるリョウの熱を、痛いほどの想いを感じる度に、切なくて胸が苦しくなる。
ずっと欲しかったリョウの全てを受け止める度、泣きたくなる。
愛される事を実感すると、どうして泣きたくなるのだろう。
ぼんやりと霞み始めた頭で考えても、答など出るはずもなく、香はひたすらリョウの背中を抱きしめた。

リョウの愛撫は幼い香の身体をそっと溶かしてゆく。
己の中に燻りだした炎とは裏腹に、どこまでも優しく香の全てを征服していく。

今の香にはもう羞恥や躊躇いは影を潜め、ただ快感の波に身を任せていた。


リョウを直に感じる直前、香はどうしても怖くなってしまう。
さっきまで感じていた穏やかな波ではなく、自分の身体に訪れる僅かな痛みと強すぎる刺激に怖気づいてしまう。
そんな香の不安な想いに、リョウが気付かないわけはない。
再び強張りだした身体を、優しく抱きしめた。

互いに汗ばんだ身体は少し冷たいが、重なる肌は熱を保ったままだ。

「香…」

行為の途中で何度耳にしたか、分からない声。
今聴こえた声は、さっきまでとは違うどこか焦がれているような色が混ざっていた。
この声が頭の奥で響くと、不思議と香の中から恐怖が消えてゆく。
それと同時に生まれる想い。

リョウの想いに応えたい、感じたい。


「…リョウ」
優しく優しく
消えそうな声に、リョウは抱きしめる腕を解き香と向き合った。
目の前のリョウは、今まで香が知るリョウじゃない。
こんな表情、抱かれるまで知らなかった。
額に浮かんだ汗が、鋭い輪郭を辿り、伝い落ちる。
己の昂ぶりを抑え、真剣に愛してくれている証だった。

控えめな笑みで自分を求めている愛しい人の頬に、手を伸ばした。
そっと重ねられる大きな手。
視線を絡ませ、小さく笑い合った。

快感はまだ小さい。
突き上げられ、揺さ振られる衝動。
濡れた口から漏れる嬌声。
焼けるように熱くなる互いの身体。
リョウの本能的な行為に、香は身を任せしがみ付くだけ。

それでも香は満たされていた。
肌を合わせ、愛し合える事に。


己の熱を吐き出した後、リョウは必ず香を強く抱きしめる。
それはまるで、このまま繋がっていたいと言っているようで、香は嬉しかった。
リョウは一度深く口付けると、そっと香の中から離れた。
離れたのは束の間、リョウはすぐに香を胸に抱いた。

「…中毒になりそうだ」
まだ少し乱れる息を吐きながら、リョウは呟く。

香は常々思っていた。
日頃自分の想いなど滅多に口にしない男が、この時だけはまるで人が変わったように饒舌になる。
あまりに真っ直ぐな言葉に、香はやはり困惑してしまう。

「ね…リョウ」
「ん~?」
「一つ、聞いてもいい?」
「なんだ?」
「えっと…あのね…」
口ごもる香に、リョウはその先を促すように柔かい視線を向けた。
「私がカワイイって…ホント?」
「あ?」
「…さっき言ってたじゃない」
「なんでそんな事聞くんだ?」
香の問いには答えず、リョウは聞き返した。
「なんか…リョウがそんな事言うなんて…」
「…信じられない?」
リョウの言葉に香は小さく頷いた。
「まあ、そりゃ信じられんわなぁ…」
リョウは、笑いながら香の顔を覗き込んだ。
「でも口にしなかっただけで、ずっと前からそう思ってた」
香は、僅かに疑いの眼差しでリョウの声を聞いていた。
「今まで口にしなかったのは、まぁ理由は色々あるけど…一度口にしたら最後、自分を止める自信がなかったからな…」
俺に度胸がなかったからってのもあるけど…とリョウは少し困ったように笑った。

「信じられないって言うなら…信じてくれるまで、何度でも言ってやるよ」

太い腕に抱かれながら香が耳にしたのは、たくさんの言葉達。
信じられないような、だけど確かな想いを感じる愛の言葉だった。
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MAY

Author:MAY
CH(リョウ×香)のイラストと二次小説を好き勝手に書き散らしております。
たまに他のジャンルの萌えを語る事も。
最近嵐さん(特にリーダー)にはまってます…。

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